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広島ガス住設株式会社

8月

7月27~8月2日

空調の設定

エアコン モード=ドライ→ドライ+2℃ 風量=自動

換気 モード=夏 風力=中

今週のポイント

    1. 今週も引き続き、7日間のうち3日で30℃を超える
    2. にも関わらず、電気代をもっと抑えられるのでは、ということで温度設定を2度アップ
    3. その結果、電気代が1日あたり105円までダウン、室温は最高でも24.9℃まで。
    4. ちなみに、湿度はおおよそ70%以下に抑制

もしかしたら、この家は「ドライ」運転が合っているのかもしれない……と思う。

今週の一覧表(クリックで拡大)

週一覧表_0727-0802

8月3日~8月9日

空調の設定

エアコン モード=ドライ+2℃ 風量=自動

換気 モード=夏 風力=中

今週のポイント

    1. 今週は雨がちで気温はそれほど上がらなかったが、湿度が高め。
    2. 室内の湿度は最高で87%まで上昇するも、高いのは夜間がほとんど。
    3. 昼間の湿度は60%台をほぼキープ
    4. 電気代は1日当たり98円に。

今週の一覧表(クリックで拡大)

週一覧表_0803-0809

8月10日~8月16日

空調の設定

エアコン モード=ドライ+2℃ 風量=自動

換気 モード=夏 風力=中

今週のポイント

    1. 今週も引き続き気温はそれほど上がらず。
    2. 雨の降った8月10日に、瞬間発電量で5.3kWを記録。

今週の一覧表(クリックで拡大)

週一覧表_0810-0816

8月まとめ

雨ばかりで全く夏らしくなかった今年の8月のまとめです。

ご注目いただきたいのは、リビング・2階主寝室・脱衣所の温度がほぼ同じだという事実です。

建物全体を均一にするには、うまく空気を循環させるための仕組みと気密性が必要です。

この数字は、このモデルハウスが空気の循環と気密性において

高い性能を持っているということを表しています。

気温

  平均 最高 最低
屋外 24.3℃ 31.5℃ 16.1℃
リビング 22.8℃ 26.0℃ 21.1℃
2階主寝室 23.6℃ 26.7℃ 21.5℃
脱衣所 22.8℃ 25.1℃ 21.8℃
床下 21.3℃ 22.2℃ 20.9℃

太陽光発電量と消費電力量

  月合計 1日平均
発電量 356.2kWh 11.5kWh
うち自家消費量 49.4kWh 1.6kWh
差引売電量 306.8kWh 9.9kWh
売電金額 11,044.8円 356.3円
  月合計 1日平均
消費電力量 109.7kWh 3.5kWh
電気料金換算 2,950.9円 95.2円

売電価格は1kWhあたり36円、電気料金は1kWhあたり26.9円で計算しています。

8月31日~9月6日

 今週のポイント

エアコン停めてみました!

雨の多かった8月が終わると、空は急に秋めいて、

エアコンなしでも快適な日もちらほらと出てきました。

そこで、9月1日午前9時、思い切ってエアコンのスイッチをオフ!

「夏モード運転」の換気システムのみが稼働している、という状態にしてみました。

 

これは、涼しくなったとはいえ日中などは若干汗ばむような日もあるなか、

熱交換しながらの換気 & 断熱・気密性能 だけで、

快適な環境をどれだけキープできるか!?

という挑戦であります。

 

では、早速結果です。

 

まずは、こちらのグラフをご覧ください。

(クリックで拡大します)

0720-0726

こちらは、日中の最高気温が軒並み30℃を超えた7月20日~26日のグラフです。

35℃を超える日もあり、思えば唯一夏らしい一週間でした。

エアコンは、ドライ+2℃の設定で24時間運転させています。

 

グラフの中身を説明いたしますと、

最も激しく乱高下しているのが屋外の気温、

灰色のほぼ一直線なのが床下の気温、

シンクロ気味の水色と黄色がそれぞれリビングと2階寝室、

つまり人間が居住する空間です。

 

 細かく読み解くときりがないので、ざっくりと読みますが、

大きく乱高下する外気に対して、室内は穏やかな波、

ほぼ一定の温度帯に保たれています。

 

エアコンをガンガンに効かせれば、どんな家でも可能ではありますが、

こちらはドライのプラス2℃という比較的穏やかな運転であり、

なおかつ24時間フル稼働させているのですが、

それでも換気システムと合わせての消費量が42.2kWh、

電気量金に換算すると1135円程度でした。

 (ちなみにこの週以外の電気第は700円程度)

 

続いて、エアコン停止実験中のグラフです。

0901-0907

さすがに、エアコン運転中に比べると室内の気温の上下が大きくなっています。

今週は最も気温が上がった日で29℃でした。

その日の室内は、2階寝室の26.8℃まで上がりました。

ですので、屋外が35℃などということになれば屋内も30℃は超えるのではないでしょうか。

 

それでも、屋外の乱高下に比べると、室内の上下は穏やかです。

穏やかであるということは、気温の上昇が穏やかであると同時に

気温の降下も穏やかであるということです。

 

高断熱、高気密の家は、言わば魔法瓶のようなもので、

気温の変化が少ないというのが特徴です。

 

今回の結果からも、その傾向を読み取ることができました。

現在は基本的にエアコンを24時間運転にしています。

これは、「つける」「消す」を繰り返すよりも、

ゆっくりと運転しつづけるほうが効率がよい、とされるからです。

 

ただ、断熱性がある程度確保できるのであれば、

実際は「つける」「消す」のサイクルが細かくならないよう注意しながら、

快適な温度になったらしばらく停めてみる、

といったかたちでの運転がこの家の性能を活かした

エアコンの使用方法になるのではないでしょうか。

 

以上、エアコン停止実験の検証結果でした。

それでは、最後に今週の一覧表をどうぞ。

今週の一覧表(クリックで拡大)

週一覧表_0831-0906

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