今週は10日・11日に「広島ガス住設・秋の大感謝祭in東城」を開催し
そのなかで、モデルハウスの見学会&相談会を行いました。
2日間とも新築をお考えの方、家に興味をお持ちの方
などなど、たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました!
という訳で、今週は快適性能実証実験はお休みをしまして、
「エアコン1台で快適」のヒミツに迫る!!
として、見学会にて明らかになったヒミツを大公開します。
↓ PDF版はこちらです
いかがでしたでしょうか?
この家、少なくとも夏場はエアコン1台でもイケるのです。
エアコン モード=自動 温度設定=±0度 風量=自動 風向=下固定
換気 モード=冬 風力=中
今週は、諸般の事情によって15日(水)の朝9:00までエアコンが停止していました。
換気システムは稼働しています。
そのおかげで、
「エアコンOFFで 屋外が7.1℃まで下がった15日の明け方」と
「エアコンONで 屋外が5.6℃まで下がった16日の明け方」を
比較することができました。
以下がその比較グラフです。(クリックで拡大)
15日の夜半~明け方はエアコンがOFFで、16℃前後まで下がっています。
16日の夜半~明け方はエアコンがONで、リビングが17.7℃、2階が19.2℃でした。
屋外温度の下がり方に比べて、エアコンOFFでもゆっくりと下がっているのがわかります。
また、暖房中は温度差が比較的大きいという傾向がここでも出ています。
エアコンよりも床暖房をメインにしたほうが、効率的な暖房ができそうです。
平均気温が19.9℃だった9月からに対して今月は13.7℃。
6.2℃下がり、屋外の最低気温が1.7℃まで下がる日もありました。
ここまでの実験で、エアコン1台で全館まかなえそうだ、ということが見えてきましたので、
焦点は「果たしてどのくらいの電力量で快適をキープできるのか」に移ってきました。
で、平均気温が13.7℃まで下がると、消費電力量は先月比で70%アップという結果でした。
朝晩の冷え込みはもちろん、日中も気温が上がらないぶんエアコンの稼働も増えたようです。
この先、さらに気温が下がってきますが、消費電力量の動向に注目していきます。
|
平均 |
最高 |
最低 |
屋外 |
13.7℃ |
24.7℃ |
1.7℃ |
リビング |
20.1℃ |
28.0℃ |
16.2℃ |
2階主寝室 |
21.3℃ |
27.6℃ |
16.0℃ |
脱衣所 |
19.4℃ |
25.1℃ |
15.5℃ |
床下 |
19.0℃ |
21.6℃ |
17.0℃ |
|
月合計 |
1日平均 |
発電量 |
421.0kWh |
13.6kWh |
うち自家消費量 |
39.9kWh |
1.3kWh |
差引売電量 |
381.1kWh |
12.3kWh |
売電金額 |
13719.6円 |
422.6円 |
|
月合計 |
1日平均 |
消費電力量 |
154.8kWh |
5.0kWh |
電気料金換算 |
4164.1円 |
134.3円 |
電力自給率 |
337.1% |
売電価格は1kWhあたり36円で換算、電気料金は1kWhあたり26.9円で計算しています