エアコン モード=自動 温度設定=±0度 風量=自動 風向=上下スイング
換気 モード=冬 風力=中
床暖房 停止
1.初心に返って「エアコンのみ」
「エアコン1台で快適」を謳っておきながら、
床暖房というあたたかオプションに目が眩んでいましたが、
今週は初心に返ってエアコンのみにしました。
また、ちょうどよく(?)寒波も来てくれて、
なかなか実のあるデータがとれたと思います。
まずは温度の推移をグラフでご覧ください。
床暖房からエアコンに切り替えると1階と2階の温度が逆転して、
その後2℃くらいの温度差で安定しました。
年明け寒波の到来で屋外は日中でも氷点下の日がありましたが、
室内はほぼ一定の温度帯で推移しています。
年明けからは雪も結構降りましたので、
太陽光発電も苦戦しております。
そのあたり、消費電力量とともに確認してみましょう。
さすがに寒波が到来した1日以降は電気代がかさんでいます。
30日と比較しても屋内が同じ温度にするためには、
1.5倍の電力を必要としています。
と、表現すると「電気代高い!」というイメージを持ってしまいますが、
この場合は1軒の家全体がほぼ同じ温度に保たれたうえでのことですので、
これを10年前の家でやった場合の電気代を考えると・・・・・・
という訳で、やはり寒い日はエアコンもがんばっている
という至極当り前の結論になってしまいましたが、
最後に今週の一覧表をどうぞ。
エアコン モード=自動 温度設定=±0℃ 風量=自動 風向=下固定
換気 モード=冬 風力=中
床暖房 停止
まずは、グラフをどうぞ。
「自動」設定のエアコンのみで24時間稼働という条件のもと、
室内の温度はいつものように安定した状態を保っています。
今週は、その安定した状態を保つための消費電力と
太陽光発電の量を一緒に表示してみました。
グラフ上の屋外の温度(水色の線)と消費電力(赤の面グラフ)が
見事に反比例しているのがよくわかります。
つまり、寒くなれば消費電力が増えるということです。
これに対して、室内の温度がそれほど屋外の温度の
影響を受けず、ほぼ一定のラインを描いています。
断熱性能・気密性能で劣る家では、これが屋外と同じラインを描きます。
これは、エアコンの仕事がきちんと結果として表れている
つまり、高断熱・高気密と全館換気が機能しているということです。
それでは、最後に今週のデータ一覧です。
1月は初心に返って「エアコン1台」での1ヶ月でした。
平均気温が1.1℃と庄原の平年より多少高かったのですが、
その内訳は最高気温が平年より5℃近く高く、最低気温は平年より4℃近く低い
という、ふり幅の大きな1ヶ月でもありました。
|
平均 |
最高 |
最低 |
屋外 |
1.1℃ |
10.7℃ |
-6.5℃ |
リビング |
16.9℃ |
18.9℃ |
15.3℃ |
2階主寝室 |
19.5℃ |
21.1℃ |
18.0℃ |
脱衣所 |
15.6℃ |
17.3℃ |
14.3℃ |
廊下 |
14.0℃ |
14.9℃ |
13.5℃ |
|
月合計 |
1日平均 |
発電量 |
237.8kWh |
7.7kWh |
うち自家消費量 |
94.3kWh |
3.0kWh |
差引売電量 |
143.5kWh |
4.6kWh |
売電金額 |
5166円 |
166.6円 |
|
月合計 |
1日平均 |
消費電力量 |
548.7kWh |
17.7kWh |
電気料金換算 |
14760円 |
476.13円 |
電力自給率 |
45.6% |
売電価格は1kWhあたり36円で換算、電気料金は1kWhあたり26.9円で計算しています