特別養護老人ホームなど地域社会の健康福祉を担う施設の調理場に、
除菌システム「ステリミスト」が導入されています。
毎日3度、365日の食事を8名の調理員さんで調理されている現場の状況を
管理栄養士の青木さんに、導入の経緯を施設長の藤村さんに伺いました。
施設の食事管理に関してお聞かせください。
高齢者の方の施設なので、ちょっとしたことが大事に至ることもあります。
食事が原因でということにならないように、衛生管理には常に気を使っています。
その日の温度や湿度を意識して、調理場所や器具は作業前後に必ず消毒
することを徹底しています。
酸性水・アルカリ水の生成装置が設置されているので、器具類はもちろん、
野菜なども洗浄して調理しています。
入居や利用されている皆さんの健康維持を図ることも大切ですので、
食事の場所に行って様子を見るようにしています。
食事が進まない人には、量を減らしてカロリーを高めるなど
食べやすく必要栄養分を摂取できる工夫をしています。
「ステリミスト」をどんなきっかけで導入されましたか?
(藤村施設長)
広島ガス住設さんが営業に来られ「ステリミスト」を紹介されました。
それまでは、除菌に対しては調理現場での作業の中での対策と思っており、
「ステリミスト」のような除菌設備の存在を知らなかったし、周辺の関係者に
聞いても知っている人はいなかった。
実際にその効果を確認してくださいということで、「ステリミスト」を設置して
調理場の状態をチェックすると、日常の除菌作業では完全に菌が拭き取れず、
ステリミスト噴霧後にはその菌が全て無くなっており、
結果を見て確実な除菌効果を実感しました。導入実績には大企業もあり、
機器に対する信頼感がさらに高まりました。
高齢者の方の施設ですので感染症が発生しないよう常に気を使っています。
その中で、衛生管理レベルが向上する有効な手段として導入を考えました。
月額のリース料は安くはないが、そう高いと感じるほどでもなく、
費用対効果を考えればだ価値があるという結論になりました。
「ステリミストシステム」をどのように使用されていますか?
作業前の5時前後にタイマーにセットされて自動噴霧しています。
まだ人がいない時間に動いて、調理場に人が入る前には止まっているので、
「ステリミスト」の存在をあまり意識せずに使っています。
私が入る前から「ステリミスト」はありましたが、広島ガス住設さんが点検に来られた時に、
初めて設置されていることを知りました。それだけ普段は存在感がないんですね。
酸性水やアルカリ水、消毒液では防ぎきれない細菌類に対しても除菌作用があると
いうことで、万全を期する上でも有効な方法だと思っています。
「ステリミスト」をお使いになっての感想は?
調理の作業工程での衛生管理はしっかり意識して行っていますが、
通常の除菌対策で全ての菌を除けるわけではありません。目に見えないだけに
いつも不安に感じていました。
広島ガス住設さんが行われる年1回の汚染チェックの時に確認すると、
除菌作業後に若干残っている細菌が、ステリミスト噴霧後はシャーレ(培養実験容器)の
細菌が全く無くなっているのに驚きました。
調理場の天井付近から噴霧するので、その効果は広範囲におよび、
手の届きにくいところにも作用させることが出来るので、安心感はありますね。
施設も年数を経ているので、最新設備ではなく衛生面の不安を感じるところもありますが、
「ステリミスト」がそれを解消してくれています。
噴霧される除菌剤が食品添加物で、食材や食器へ付着しても無害ということも作業的に、
衛生管理の上でも助かっています。
広島ガス住設へのご要望をお聞かせください。
今までトラブルが無かったので、こちらからの要望は特にありません。
「ステリミスト」は普段、意識せずに使っているので、何か不具合があった時の対応に
不安を感じています。
担当者 吉田から

お伺いするたびに哲西荘さんは衛生管理をしっかりされていると感じています。調理場もいつも清潔にされていますし、バッチテスト噴霧前の結果もいつも問題ありません。
機器に関しては信頼性が高く、全国に設置してある同機種の不具合報告もほとんどありません。毎月の訪問時に動作状況や薬剤の残量をチェックをして正常であることを確認していますが、毎日電源ランプの点燈を確認いただけるとより確実です。
何かおかしいと思われたらご連絡ください、代替品を持ってすぐに伺います。
ご不明な点や気になることはお気軽にご相談ください。
これからもよろしくお願いします。