広島県東部の福山市南部、風光明媚な瀬戸内海に近い国内大手造船会社関連企業のホテル。
日本の歴史的風土100選にも選ばれた「鞆の浦」にも近く、ビジネスや観光で幅広く
利用されているホテルの厨房に「ステリミストシステム」が導入されています。
支配人の田頭さんにお話を伺いました。
御社の業態についてお聞かせください。
造船会社のゲストハウスとしてスタートしたホテルで、造船工場に隣接した立地は
全国的に珍しいと思います。客室からは工場の様子や瀬戸内海の情景が見られますよ。
近くには遊園地と昭和の街並みを再現したレジャー施設や
国際試合規格のサッカー場を持つ体験型総合宿泊施設、
万葉集でも詠まれ潮待ちの港としてにぎわった「鞆の浦」があります。
「鞆の浦」は、江戸時代の港湾施設が残る全国唯一の港町で、
スタジオジブリの宮崎駿監督が映画「崖の上のポニョ」の構想を
練った場所としても知られる景勝地です。
導入の経緯をお聞かせください。
今まで事故もなく菌に対してそこまで意識することもなかったのですが、
目に見えない菌の存在を最初の汚染チェックで認識させられました。
素人感覚ですが、「こんなにあるんだ…」という感じでしたね。
「ステリミストシステム」で薬剤を噴霧した後に再度チェックして、
菌がほとんど無くなった結果には驚きました。
厨房スタッフもその結果に認識を改めたようで、衛生管理の意識が向上したように思います。
導入時は夏場の食中毒を注意する時代でしたが、
昨今では冬場のノロウイルスも不安要素となり、食事を提供する施設として、
今では「ステリミストシステム」が頼もしい設備となっています。
「ステリミストシステム」をどのように使用されていますか?
1日1回作業前に自動噴霧しています。早朝スタッフが入室する前なので、
普段は意識することがないようです。
フロントスタッフはバックヤードで作動音を聞くことがあるようですが、
存在を知っているから気付く程度の音量なので、さほど気にならないですね。
広島ガス住設さんが定期的に訪問される時に、
「しっかり動いてくれているんだな」とその存在を思い出しますね。
「ステリミスト」をお使いになっての感想は?
業務終了時の洗浄作業は社内の作業規定で徹底はしていますが、早朝に薬剤噴霧されて、
作業開始時にほぼ無くなっているという安心感はあります。
それを気の緩みではなく安全性の向上に繋げていくよう厨房スタッフには声掛けしています。
噴霧による除菌なので、壁や器材の取手などに薬剤が付着し、菌の繁殖も抑えられると聞きました。
口に入っても無害な薬剤で、調理作業場ある程度の範囲が洗浄出来ることはとても有効だと思います。
食事を提供する施設で食中毒等の事故は致命的です。
「ステリミストシステム」を運用するコストは当然かかりますが、
人的な対策に加えて機械的に補う除菌に対する取り組みは、
ホテルの質を向上させるコストだと思っています。
広島ガス住設へのご要望をお聞かせください。
今まで不具合もなく運用されているので特にありません。
強いて言うならば、昨今ニュースなどで食中毒やノロウイルス感染を聞くことが多いので、
食に関わる立場としては、「ステリミストシステム」などのような除菌設備を
もっと普及させてほしいと思います。
担当者 吉田から

長いお付き合いをさせていただいているお客様です。
いつもありがとうございます。
お使いいただいている機器に関しては、定期訪問時に機器の状態を見ながら予防措置として3~4年経過すると新しいものに交換しています。
これからも的確なメンテナンスで、「ステリミストシステム」が衛生管理設備として役立てるよう、しっかりとサポートしてまいります。
今後ともよろしくお願いします。