断熱材は現場発泡ウレタンフォームの「フォームライトSL」です

 　壁面

　屋根

　気密パッキン

　防水シート

2014年6月21日（土）22日（日）

いよいよ完成したモデルハウスの見学会を開催いたしました。

当日は、いまにも雨が降りそうな空模様ながら

午前中より多くのお客さまにご来場いただき、

高気密・高断熱と換気システムの融合により

「エアコン１台で快適」をめざしたモデルハウスを体感していただきました。

ありがたいことに、お客さまがご来場いただいている間は

写真も撮影できないくらいの盛況振りでしたので、

写真は準備中のものなので無人で寂しい……

モデルハウス外観（撮影は別の日です）

床下に換気システムの全熱交換機が据え付けてある和室

21日限定のミニ・フランクサービス

完成見学会が行われた6月21日に

2回目の気密測定も同時に行われました。

3月12日に行われた1回目の気密測定では

　0.9㎠／㎡　（1㎡あたり0.9㎠の隙間がありますよ）

という結果でした。

ちなみに、前回のときもお伝えしましたが、

次世代省エネ基準において東城町が属するⅢ地域で求められる数値は

5.0㎠／㎡　です。

結果はこちら（クリックで拡大します）

0.5㎠／㎡

前回より0.4も向上しています。

最終的な仕上げでさらに数値を上げてきました。

気密性は使う材料の素材の特質や形式にもよりますが、

実は施工する職人さんの腕にも大きく左右されるのです。

この結果は、職人さんたちの丁寧な仕事の賜物でもあるのです。

 こんな機械で測定します。

外側はこんな感じです。なんだか顔だけを出してるみたい・・・

1階部分が出来て

2階部分、そして……

上棟

 構造計算された柱と梁の造形美

いい家になりますように（祈）

　基礎配筋

　配筋検査

　底盤コンクリート打設

このモデルハウスの特徴のひとつである高断熱・高気密の実現に欠かせない

発泡ウレタンフォーム「フォームライトSL」です。

現場で膨らむ発泡ウレタンフォームが柱や梁の間にみっちりと詰められています。

発泡ウレタンフォームフォームライトSLの詳細はこちら　→　

中間での気密測定です。

気密測定の結果は　0.9㎠／㎡　でした。

これは、１平方メートルあたりの外気の入る隙間が0.9平方センチメートルです、という意味です。

この１平方メートルあたりの隙間を表す数値を「Ｃ値」と言います。

つまり、現段階でのモデルハウスのＣ値は「0.9」です。

次世代省エネ基準では、全国を８つの地域に分けてそれぞれ求められるＣ値を定めていますが、

東城が属するⅢ地域で求められるＣ値は5.0以下です。

0.9は結構良い数字ということになります。

この後、完成後にもう一度気密測定を行う予定です。

最終的にどこまでの数値になるのか、楽しみです。

中間検査です。

しっかりと見て頂きました。

がっちりと組まれた柱や梁をさらに強くする補強金物と耐力面材です。

補強金物には様々な種類があります。

基礎まわりの断熱の様子です。

モデルハウスでは換気システムが基礎のなかを経由して室内に給気するので、基礎断熱も重要なポイント。

地熱を利用するので、水平面の断熱は一部のみです。